2019.12.18 Wednesday

RETO3Dの現像・データ化・動画化について

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    JUGEMテーマ:写真

    視差を使った「立体写真」は古くから存在します。立体写真を見るためのビューアーなどもあるなど、フィルム時代に愛好家がたくさんいたようです。そんな立体写真をいまの時代に復活させたフィルムカメラが「RETO3D」。クラウドファンディングで人気を博し、現在一般流通も開始しました。

     

     

    こちらがRETO3D。レンズが3つあり、一度のシャッターで角度がわずかに異なる3カットを同時撮影。これをスマホアプリで動画化することで、チラチラと少し動きのある画像を楽しむことができます。使用フィルムは通常の35mm(135)フィルムです。

     

     

    こちらが裏ブタを開けたところ。このように3コマが撮影できます。つまり、通常の1コマではなく1.5コマ分が1シャッターで使われるということ。36枚撮りで約25セットを撮影できます。

     

    さて、現像はどのようにすればいいでしょう。いつもお世話になっているポパイカメラ(東京・自由が丘)にフィルムを持ち込み検証しました。現像だけであれば35mmカラーネガフィルムと同様ですが、各コマをどうするかが問題です。GIF化するには1コマずつのデータが必要。1コマのサイズはハーフカメラと同じですから、ハーフカメラ用のキャリアを使用すればなんとかなるのでは、と思いましたがそんなに甘くありませんでした。ハーフカメラ用のキャリアを使っても、コマ間の関係で自動で全コマを読み取ることはできないのです! つまり、1コマずつ手動で切り出していくことが必要なため、ちょっと手間がかかることになります。

     

    ポパイカメラでRETO3Dで全コマバラバラデータにしたい場合

    (1)RETO3Dで撮りました!と伝える

    (2)通常の現像+データ化料金に加えて「600円」で全コマバラバラのデータにしてくれます

     

     

     

    はい、例えばこんな感じで1レリーズ、3コマのものがバラバラの画像データになりました。一見すると同じ画像に見えますが、わずかに角度違いです。これをアプリで読み込んで合成します。

     

    こちらがアプリのダウンロード画面。610円のPROもありますが、今回はフリーバージョンを入手しました。

     

     

    カメラロールに保存した3コマを選択して読み込みます。

     

     

    そして次がポイント。画像のどの部分を軸にして画像をチラチラと動かすかをセレクトします。だいたい画像の中央部分にすることが多そうな気もしますが、中央付近からズレても瞳など目立つ場所にしてもいいかもしれません。3コマ全て同じ場所をセレクトしていきます。

     

     

    3コマのポイント選択が終わると結合へ。形式はMP4での保存となります。GIFかと思っていましたが勘違い。PROにすると、ライトリークの加工が入れられるなど、豊富な機能を使えますし、ロゴなども入らなくできます。

     

     

    このブログにはMP4はアップロードできないので、instagramのリンクを貼っておきます。

     

    https://www.instagram.com/p/B6Nshn_At-Q/?igshid=ki0rkfwe62t6

     

    https://www.instagram.com/p/B6MsKQngIWP/?utm_source=ig_web_copy_link

     

    https://www.instagram.com/p/B6IKXLkArZZ/?utm_source=ig_web_copy_link

     

    さて、RETO3Dで撮影した1コマはハーフカメラと似たサイズです。1シャッターで3コマ、36枚撮りで25シーンしか撮れないため

    「倍撮れる!」というわけにはいきませんが、一応トイカメラ的な描写をするハーフカメラ的な機種としてもしても楽しむことができます。

     

     

     

     

    このように、1コマ1コマを楽しむこともできます。ちょっと贅沢ですが!

     

    さらにもうひとつ、3コマを1枚の写真として楽しむ方法もあります。ポパイカメラでは「パノラママスク」を使うことで、3コマを1枚の画像データにしてくれるのです!

     

     

    ポパイカメラでRETO3Dで3コマ1組データにしたい場合

    3コマ1組データ 1カット=180円

     

    完全に手動での作業となるためにお金は掛かりますが、お気に入りのシーンを3枚連続写真にしてみるとおもしろいです! 下記のようなデータになります。こうみると、縦こそハーフカメラと同じですが、幅は少し太めですね。独特の縦横比かも。

     


     

     

    以上、RET3Dの現像データ化に関するレビューでした。

    RETO3Dは現在購入できる箇所がなかなかない状態。楽しいカメラですので、早く買いやすくなるといいですね!

     

     

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