渋谷ロフト&梅田ロフトのon and onに「レンズの時間」コーナーできています!
JUGEMテーマ:写真
渋谷ロフトと梅田ロフトにあるカメラと写真グッズの専門店「on and on」に「レンズの時間」特設コーナーが展開されています!
「レンズの時間 2019-2020」を含む「レンズの時間」バックナンバーと共に、誌面で取り上げたオールドレンズを含む、人気のオールドレンズがラインアップされております。レンズはいまネットで買われる方も多いと思いますが、実際に手に取りながら購入するというのは案外大切なこと。というのも、例えばジュピター狙いでいったものの、いざ自分のカメラに装着して試し撮りしてみたらヘリオスがしっくりきた、みたいなこともあると思いますし、同じレンズが複数あった場合、フォーカスリングの感触やレンズの状態を見て好みの方を選べるなどの利点があります。
on and onはロシアレンズ、ドイツレンズ、日本レンズの定番M42マウントレンズが得意。これらのレンズは、普通の中古カメラ店では実はあまり見つからない専門性の高いジャンルだったりしますので、生で見て買うことができるだけでも貴重だったりするのです。
渋谷ロフト 地下1階のレンズの時間コーナーの様子。書店で見つけられなかった、という方もぜひよろしくお願いいたします。
梅田ロフト1階のレンズの時間コーナーの様子。
ショーケースのアップ。カラーフィルター内蔵の引き伸ばし用レンズM42改造版、歴代ヘリオス44などがあるのがわかります!
お近くにお越しの際はぜひお立寄り下さい!
誌面にも掲載したカラーフィルター内蔵の引き伸ばし用レンズM42改造版の写りはこちら。これ、楽しいんです。
3月30日、「レンズの時間 2019-2020」発売。最新号のテーマ(序文より)
JUGEMテーマ:写真
3月30日、「レンズの時間 2019-2020」(玄光社)が発売となります。snap!が手掛けるオールドレンズムックシリーズの第4弾。今回から「Vol.」ではなく年度表記に変わりました。つまり、年に1冊しっかり作るという方向です。今回の大特集は「お買い得な定番レンズを熱いこだわりで選ぶ! BEST BUY POPULAR LENSES」。これまでも「実用」を重要視してきたつもりですが、今回は大切なお小遣いを、リーズナブルであっても「コレが欲しかった!」というレンズに投資して楽しみましょう!というのがテーマ。メジャーな存在でありながら世代差がある標準レンズを中心に紹介しています。
表紙はMINIATURE CALENDARの田中達也さん。ヘリオス44シリーズの世代違いが大集合しています。
amazonはこちら。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4768311741/
表紙をめくったところに掲載させていただいた前書きというか今号のテーマみたいなものをここに転載します。
みなさま、 よろしくお願いいたします。
無数に存在するレンズの中で
自分が本当に使いたいと思える
1本と巡り会うことの素晴らしさ。
レンズは収差が皆無のものを目指して進化し続けてきた。わたしたちは、残ってしまった収差を「クセ」として楽しんでおり、本来は不完全なものが人の記憶などとリンクし、そこに感情やアート的な見え方が芽生えている。それは言葉には言い表せない些細なもの。多くの人が見ていない(もしくは見えない)かもしれないけれど、そこに強いこだわりを持つことが「レンズにこだわる」ということかもしれない。本書特集ではリーズナブルに入手できるメジャーな一眼レフ用標準レンズを中心に、世代差やスペック差によって生じる「些細な差」を検証している。わずかな金額で手に入るレンズであっても、どこに惹かれて手に入れたかを明確にしていくのは、とても楽しいこと。これを繰り返すことで、使い込んでいきたい1本と巡り会えるかもしれない。
PaperBackFilmだけの展示「THEY SHOOTS PBFILM Exhibition」開催中
発売中のフィルムカメラ専門誌「フィルムカメラ・ライフ2018-2019」にも掲載している、シネマフィルムを35mmフィルムにして発売しているPaperBackFilmだけを使った展示「THEY SHOOTS PBFILM Exhibition」が、名古屋・大須の.LAB RAINROOTSで開催されています。
詳細はこちら。
DMはこちら。
PBFILMを販売しているのは写真店の.LAB RAINROOTSさん。最近まではrainrootsという店名でした。.LAB RAINROOTSはアナログプリンターにこだわり続けてているほか、引き伸ばし手焼きプリントにも力を入れていることで知られています。PBFILMも、今後のフィルムライフを考えた結果、安定的にリーズナブルな価格で供給されるであろうKODAKのシネマフィルムを35mm化し、現像機が今後世の中からなくなっても手現像で処理できる道筋を作るためにスタートしたサービスです。詳しくはsnap!編集の「FILM CAMERA LIFE 2018-2019」を見ていただきたいですが、PBFILM(シネマフィルム)の特性上、そもそも現在世の中で稼働している現像機で現像することはできず、.LAB RAINROOTSで現像・プリントまでやっていただくことが前提となります。
snap!鈴木もPBFILMは数本撮影しましたが、低彩度&やわらかな描写はとても個性がありつつもアナログの懐の深さがあり、一度は体験していただけたらと思っています。「THEY SHOOTS PBFILM Exhibition」はPBFILMの描写を間近で見ることができる絶好の機会です(snap!も1点、展示させていただいております)。PBFILMはウェブで購入、郵送プリントもおこなえますのでチェックしてみてください!
↓はPBFILMで撮影した写真。この色!
LOFT×on and on×snap! フィルムカメラ講座のこと。そして写ルンですブームと新雑誌「フィルムカメラライフ」のこと
久しぶりのブログ更新です。
7月11日にフィルムカメラ専門誌「フィルムカメラライフ」(玄光社)を発売しました。定期誌になるかどうかは今後の成り行き次第ですが、定期的に発売できる可能性の高いフィルムカメラ専門誌を手掛けることができるのは本当にうれしいこと。写ルンですブームはそれだけ規模が大きくなっており、同時にフィルムカメラの情報を掲載する雑誌が皆無という状況だったことなどが重なり、今回の創刊が実現したと思っています。
いやあ、それにしても写ルンですは本当に定番アイテム化しましたね。少し前までは、あの女優さんが使っているらしいよ!とか話題になったりもしましたが、いまはテレビなどに写ルンですが写り込んでもさほど驚きがなくなりました。僕のよく行く写真店でも、現像出ししているわずかな時間でも写ルンですは必ず売れているし、街でも本当にみんな使っています。写ルンですから「フィルム写真」にステップアップしたい人がどのくらいいるかは不透明ですが、写ルンですの利点とその他のフィルムカメラの利点は別物ですし、だからこそ両者の魅力は永遠に損なわれないのだと思っています。だから、ぜひ一眼レフなどの世界にも入ってきていただきたいです。「フィルムカメラライフ」では、使いやすい一眼レフをほぼコンプリート紹介しております!
さてさて、「フィルムカメラ・ライフ」の発売後、お世話になっている梅田LOFTのカメラ店on and onさんとともに、ロフト各店舗にてフィルムカメラワークショップを頻繁に開催しています。現在開催しているWSは「フィルムカメラ講座」という名称で、on and onさんで購入できるマニュアルフォーカスの一眼レフ、オートフォーカスの一眼レフ、距離形式の少し古いカメラ、二眼レフなどを集合させ、それらカメラの特徴、フィルムの基礎、使い方解説などをしつつ撮影体験をするという初心者向けの内容になっております。講座参加費をいただいていますので、気に入ったカメラはディスカウント価格で購入可能。撮影散策で使ったカメラをそのまま持ち帰ることができます。
こんな感じの少人数制。渋谷/銀座/京都/梅田などの人気店で開催しています。
現在は8月19日(土)15時から渋谷ロフトで開催される回を募集中。
https://photoschool.on-and-on-shop.com/school/20170819_shibuya/
今後は撮影散策をメインにした吉祥寺ロフトでのイベント、京都ロフトでの関西遠征などが決定済み。また、フィルム種にこだわった内容やラボ探訪を組み込んだ回など、初級講座だけでなく中級・上級講座もラインアップしていく予定となっています。講座内容に合わせて自由に参加可能なフィルムカメラワークショップを目指して行きますので、ぜひみなさまよろしくお願いいたします。
9月4日(日)、「パシャッと山県 〜写ルンですで世界一簡単なフィルムカメラ体験〜」バスツアー開催。そして写ルンですの魅力とは。
9月4日(日)、「パシャッと山県 〜写ルンですで世界一簡単なフィルムカメラ体験〜」バスツアーが開催されます。名古屋から岐阜県山県市にバスでお出かけし、廃校となった北山小学校、清流流れる美しい自然で写ルンです撮影散策。お昼は北山小学校にある食堂で食べたり、机と椅子が並ぶ教室で撮影したりと、のどかな世界を満喫することができるバスツアーとなっております。名古屋近隣のみなさま、ぜひ遊びに来てくださいませ!
詳細・応募はこちら。
https://yamagata-base.com/event/01
主催は岐阜県山県市役所企画財政課のしっかりとしたイベントであります。そして、写ルンですは協賛のフジフイルム様より1人2台プレゼント。名古屋のダイヤモンドカメラシュシュさんにて、1台は当日中に現像・プリントしてお渡しいたします。
さて、写ルンですは今年30周年を迎えました。ファッション誌で写ルンですが使われるなど、密かに注目される存在となっておりますが、「写ルンです気になる」と思っている方は、あたたかいフィルムの質感や現像するまで見ることができないことなど、どこかでアナログな楽しさが気になっているのだと思います。その感覚は大大大正解。本当に楽しいのでぜひトライしていただきたいです!
写ルンですは、世界で一番カンタンなフィルムカメラ。一度撮ってみるとわかるのですが、「人を撮ること」にとても向いています。それは、撮ることを意識させないカメラだということ、そして「撮りたい!」と思った瞬間にピント合わせなど面倒な設定をすることなくシャッターを瞬間的に押せること、そんなシンプルさに要因があります。最新デジタルカメラをもってしても、写ルンですの瞬間切り取り能力にはかないません。一瞬の残すことに関しては、写ルンですが世界最強なのです! すでにカメラをお持ちの方でも、写ルンですのそのような楽しさをぜひ味わっていただきたいと思っています。
もちろん、フィルムの質感を味わえるという点も魅力です。デジタルデータを加工したものではなく、本物のフィルムの質感を味わっていただきたいです。現像・プリントも参加費にパックされておりますが、プリントを受け取り、「物となった写真」を見ていく作業は本当に素晴らしいです。何本撮ってもその感覚は薄れません。この楽しさを知らない人生なんて! とすら思ってしまいます。
とにかく今回のバスツアーでも遊びの延長でバンバン撮っていただけたらと思っています。参加者・スタッフみんなでワイワイ撮り合いましょう!
写ルンですでフィルムの質感を味わいましょう!
フラッシュ撮影も魅力。ビビッドに撮れるので楽しいです!
4月17日(土)、玉ボケワークショップ開催! snap!鈴木所有玉ボケレンズと主催NOCTO・岡村さんのこと。
詳細・応募はこちらから。
http://www.nocto.jp/new/2016-03-11-173459.html
https://www.facebook.com/events/1530147470611815/
というか、snap!鈴木も玉ボケレンズ歴はほんのちょいです。僕自身、NOCTOの岡村さんにやさしくコツを教えていただこうとおもっおります。岡村さんは、そうですね、紳士な感じのお方ですね。はじめてお会いしたときに、仕事の話しをまったくせず、お互いプライベートトークするという感じでした。世界各国を旅し、撮影・執筆業などもされていたので、そういう面でも感覚が似ているのかもしれません。ぜひ、みなさまもいろんなお話しをしてみてください!
マイ玉ボケレンズはこちら。プロジェクターのレンズをM42マウント化した「MINOLTA P-ROKKOR 75mm」です。
プロジェクターレンズなので絞り羽根がありません。全撮影開放! こういう潔さっていいものですね。
ソニーα7IIに付けるとこんな感じ。でですね、マウント改造時にすごい接写できる仕組みにしていて、こんなにレンズが伸びます。たぶん等倍撮影できると思われます。
フィルムのEOSにM42→EOSアダプターで装着して撮影したのがこちら。玉ボケキレイです。
遠景を撮ると常に開放撮影だからふわふわドリーミー。絞り羽根ないのもいいものですね。これもまた、ひとつの味わいとして楽しめると思います。
そして、こちらがNOCTOの岡村さん。やさしいですよ!
「レンズの時間Vol.2」、掲載しているインタビューのこと。
amazonはこちら。
http://www.amazon.co.jp/dp/4768306934
熊谷聖司さん。
写真展、写真集。日本でも屈指の作家である熊谷さんに、「表現とレンズ」の関係についてお話しいただいています。「表現主義」が大特集ですから、もう真っ先に頭に思い浮かび、お声がけいたしました。ギャラリーは「BRIGHT MOMENTS」。この青い世界のシリーズのこともお伺いしました。
近藤慶一さん。
ビデオグラファーとして活躍中。ご本人もかっこよければライカを使い撮っているスナップがカッコイイのなんの。
谷川淳さん。
フォトグラファー。シネマレンズをお使いです。シネマレンズはユニークなレンズの宝庫。美しい海外の写真を掲載させていただいています。
古川義高さん。
偶然書店で手に取った雑誌「reckless」で窪塚洋介さんのグラビアを撮られていて、もうかっこよくてすぐにアポイント。「自分の眼」がテーマのレンズ選び話しはとてもおもしろいです。
ロモグラフィーのマティアスさんとサリーさん。
ロモ創始者ご夫妻。ペッツバルシリーズ注目の新レンズ「The New Petzval 58 Bokeh Control Art Lens」について語って下さいます。また、併せて5カ国の写真家さんのペッツバル作品&ショートインタビューも。
カールツァイスのウィンフリード・シェルレさん。
かのツァイスの光学部門トップの方。かなりのロングインタビューです。ツァイスの理念から、BATISやOTUSの名前の秘密までたっぷりとツァイスの現在をお伝えします。
木下光学研究所さん。
なんと、なんと、伝説の富岡光学OBの方が作った由緒ある光学メーカー。トミノン55mmF1.2を復刻したKISTAR55mmF1.2で電撃的にコンシューマーレンズの世界に参戦です。
このような感じになっております。レンズは物としての魅力にも溢れていますが、写真を撮る道具でもあります。だからこそ、こだわって選んだ1本を使い込みたい、インタビューをしてみて、そんな気持ちになりました。ぜひ、よろしくお願いいたします!
熊谷聖司さんの取材時、わずかな時間でしたが新宿を一緒にぶらぶらして撮影。やっぱりフィルムを交換しているときの姿ってカッコイイですね。
「レンズの時間Vol.2」、1月30日発売! 表紙&コンテンツ発表
11月7日(土)、Lomography x SNAP! x ポパイカメラ: LC-A+ ワークショップ開催 !
山本春花「乙女グラフィー」写真集、通信販売のお知らせ
- Calendar
-
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
- PR
- snap!=Fumihiko Suzuki's flickr
-
www.flickr.com Go to F.Suzuki's photostream
- @snap_magazine からのツイート
- Selected Entries
-
- 渋谷ロフト&梅田ロフトのon and onに「レンズの時間」コーナーできています! (04/03)
- 3月30日、「レンズの時間 2019-2020」発売。最新号のテーマ(序文より) (03/23)
- PaperBackFilmだけの展示「THEY SHOOTS PBFILM Exhibition」開催中 (12/28)
- LOFT×on and on×snap! フィルムカメラ講座のこと。そして写ルンですブームと新雑誌「フィルムカメラライフ」のこと (08/10)
- 9月4日(日)、「パシャッと山県 〜写ルンですで世界一簡単なフィルムカメラ体験〜」バスツアー開催。そして写ルンですの魅力とは。 (08/13)
- 4月17日(土)、玉ボケワークショップ開催! snap!鈴木所有玉ボケレンズと主催NOCTO・岡村さんのこと。 (04/12)
- 「レンズの時間Vol.2」、掲載しているインタビューのこと。 (01/28)
- 「レンズの時間Vol.2」、1月30日発売! 表紙&コンテンツ発表 (01/27)
- 11月7日(土)、Lomography x SNAP! x ポパイカメラ: LC-A+ ワークショップ開催 ! (10/27)
- 山本春花「乙女グラフィー」写真集、通信販売のお知らせ (05/09)
- Categories
- Archives
-
- December 2019 (1)
- May 2019 (1)
- April 2019 (5)
- March 2019 (3)
- December 2018 (1)
- August 2017 (1)
- February 2017 (2)
- December 2016 (2)
- October 2016 (1)
- September 2016 (1)
- August 2016 (2)
- July 2016 (3)
- June 2016 (1)
- April 2016 (1)
- March 2016 (2)
- February 2016 (7)
- January 2016 (3)
- October 2015 (1)
- August 2015 (1)
- May 2015 (2)
- April 2015 (1)
- March 2015 (3)
- February 2015 (6)
- December 2014 (1)
- November 2014 (2)
- October 2014 (1)
- September 2014 (1)
- July 2014 (4)
- April 2014 (1)
- March 2014 (3)
- February 2014 (6)
- December 2013 (1)
- November 2013 (5)
- October 2013 (4)
- September 2013 (3)
- August 2013 (1)
- April 2013 (1)
- March 2013 (5)
- February 2013 (6)
- January 2013 (2)
- December 2012 (6)
- November 2012 (4)
- October 2012 (6)
- September 2012 (8)
- Recommend
-
フィルムカメラ・ライフ (玄光社MOOK) (JUGEMレビュー »)
snap!企画・編集・執筆の本。
レッツ・スタート・フィルム生活! 唯一のフィルム写真専門誌。創刊号は簡単にはじめられるフィルム一眼レフ大集合!
- Recommend
-
レンズの時間 (玄光社MOOK) (JUGEMレビュー »)
snap!企画・編集・執筆の本。
古今東西、安価から高価なものまで「レンズ」に注目した新雑誌。フィルムコンパクトの使い方など、フィルム初心者向け企画も充実!
- Recommend
-
フィルムカメラの撮り方BOOK (玄光社MOOK) (JUGEMレビュー »)
snap!企画・編集・執筆の本。
スマホやコンデジしか使ったことがなくてもフィルムがはじめられる! 豊富な色見本からプリントの楽しさがわかる!
- Links
- Profile
- Search this site.
- Mobile