2014.07.13 Sunday

近況報告。最近のフィルム写真の個人的嗜好

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    すっかりブログ更新が滞っておりました。
    仕事はちゃんとやっております(笑)。ムック「20世紀★カメラ」、ムック「X-T1&X Seires パーフェクトブック」などを作りました。そして、ただいま3冊のムックが同時進行中。「カメラマガジン」「写ガール」「カメラライフ」「自転車日和」などには引き続き参加中。今月19日、20日発売の雑誌類でも企画担当しておりますので、よろしくお願いいたします!

    さてさて、仕事面ではデジタル系の比率が上がってきている昨今。フィルムはもちろん使い続けております

    マイブーム1 ライカです。これは「カメラマガジン」のライカ特集で、宮原夢画さんや瀬尾浩司さんなどにインタビューさせていただき影響されました。レンズに重きを置くタイプの僕は、ライカM4を所有しておきながらも、ヘキサーRFという、自動巻き上げ&絞り優先AE付きのライカMマウント機を使ってきました。でも、撮る心構えや被写体への敬意などという点から、今後は面倒でもライカM4を使っていきたいなと。なので、M4をオーバーホールへと旅立たせました。戻ってくるのがとても楽しみです。これでまた何年も安心して使えます。機械式カメラの醍醐味ですね。

    Leica M4・Summar 5cm/f2・Neopan400



    マイブーム2 恐ろしいほど久々に使ったPEN EE-3です。オリンパスのハーフカメラは名機として知られていますが、ずっと使い続けているという人は少ない気がしています。僕もPEN-Fなどを楽しんだ時期はあったものの、画面が半分のため画質がいまいち、72枚撮りきるのは時間がかかる、プリントをするとお金がなかなか、などの理由からすっかりご無沙汰しておりました。現在、白黒フィルムは長巻きのものを自分で巻くことで少し出費を抑え、現像は自家現像、いったんフィルムスキャン、気に入った写真はプリント、という手順を取り入れたんですが、時期同じく、PEN EE-3をお借りしまして、この手法はハーフにもすごく向くなと思い、普段持ち歩きに使ってみることにしたのです。2コマを1枚にして組写真にしてみたり、楽しみ方もハーフならでは。

    OLYMPUS PEN EE-3・Ilford HP5



    マイブーム3 クロスプロセス? レッドスケールフィルム? みたいな発色のリバーサルフィルム「Rollei Digibase CR200」です。プロラボにてリバーサルフィルムの処理E-6で現像をしても色転びをします。夕景のようです。リバーサルフィルムなではの、撮ったときに全てが決するという楽しさに加えて、ポエティックな描写が得られるというのは、面倒くさがり屋の僕にはずっぽりのフィルム。数ヶ月前から使っていますが、飽きるのではなく、個人的には定番として君臨しております。

    Canon EOS-1n・TOPCOR 58mm/f1.4・Rollei Digibase CR200



    マイブーム4 中判カメラ×リバーサルフィルム。僕はフィルムスキャンがすんごい苦手です。でも、フィルム面積が大きくて、ネガのように反転させないでもよいリバーサルフィルムだと、案外キレイなフィルムスキャンができるのです。プリントを最初からすればいいんですけどね。でも、データ化しての取り回しも必要。あと、先に触れたリバーサルを使う楽しさもあるので、この組み合わせは続けていこうと思っています。

    FUJIFILM GF670・PROVIA 100F



    以上、近況報告でした。本格的な夏も間近。今年もいろんなカメラ、レンズ、フィルムで夏を残していきたいなあと思っています。みなさまも、フィルムカメラをお供に楽しい夏を!
    2013.09.27 Friday

    現行フィルムカメラが少ない時代だからこそ必要な、修理店さんとの上手なお付き合い

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      フィルムカメラ、フィルム写真関連の本や記事を作っていると、フィルムの将来、についての話しがよく出てきます。もちろん、それは問題だなあと思ってますが、もうひとつ、現行のフィルムカメラがなくなっていくことも困ったことだったりします。キヤノンEOS-1Vなどのプロ機を除くと、ナチュラクラシカが生産中止となったいま、フジフイルムのクラッセくらいでしょうか。

      ベストセラー機であれば、2015年くらいまではメーカー修理がきくという機種もありますし、修理店で豊富に部品を保有している機種もあると思いますが、いまフィルム写真を楽しもうとすると、メーカー修理のきかない中古カメラの購入がメインとなるのは仕方のないことです。そして、好みに合う中古カメラを探す・使うということも、フィルム写真の大きな魅力のひとつとなっていますから、仮に現行機種がなくなったとしてフィルム写真は廃れるものではないと思っています。でも、ただカメラがそれらしく動けばいい、というのではなく、意図した通りに使いたいというのであれば、やはりカメラの動作の精度には気を遣うべきかなと思うのです。

      とか言っておきながら、僕は天の邪鬼なため、マイナーな機種に魅力を感じてしまうタイプ。故障は付きもの、調子が悪くなったら買い換え、というのを前提として購入することも多く…。とはいえ、撮影の途中にカメラの調子が悪くなってしまったりすると、やはり困ってしまうわけです。中古カメラは見た目がキレイでも故障することはありますし、酷く傷んだ外観でも機関は絶好調というような機種もあります。基本的に中古価格は外観の要素が強いとも言われていますし。車だって、どんな電化製品だって、不調は付きもの。状態の良い中古商品、保証の充実した中古商品を探すのも大切ですが、カメラだって消耗する、メンテナンスや修理をして手を入れる、ということを忘れないことも、これからはさらに必要になってくるんじゃなかなって思います。

      僕は最近ですと、お仕事でよくご一緒するmukカメラサービス横浜関内さんに、シャッターダイヤル部がバラバラになったペンタコンシックスの修理、MINOLTA X-700のモルト交換、フィルムカウンター不良、ファインダー清掃をお願いしました。mukさんは、ご自身もよく展示活動などをされており、目線がとても撮影者に近いのです。ですから、買い換え時だと判断すれば素直に教えてくれますし、我慢すべき不具合箇所などもアドバイスしてくださいます。

      お気に入りの写真店・中古店があるように、ぜひざっくばらんに話しができる修理店さんを見つけてみてください。X-700を修理していただいた後、新しいカメラを買うのも楽しいけれど、メンテナンスによって生まれ変わったカメラを手にするのは、これもまたとても心が弾むことだなって思いました。


      ↓ぴっかぴかになったMINOLTA X-700。@mukカメラサービス横浜関内




      2013.01.12 Saturday

      本年もよろしくお願いいたします!

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        本年もよろしくお願いいたします。

        年末年始、みなさまも
        たくさん写真をお撮りになったと思います。
        僕は1月1日は実家に帰り、1月3日からは関西にて写真好きにオススメのカフェの取材に奔走しておりました。年初からたくさん写真を撮る機会に恵まれて、るんるん気分であります。そして、2月末に発売を控えている「中判カメラの教科書(仮)」も作業中、その編集を通して、いろいろと感じることがありました。長文です。

        それは、「撮った写真のアウトプット」について。

        僕はみなさまご承知の通り、フィルムを使う方が好きです。でも、フィルム原理主義というわけではなく、デジタルやスマホを使った写真カルチャーにも興味がありますし、EOS大好きだし(1Dxが欲しい…)、シグマのアートラインとか興奮しますし(35mm F1.4は、たぶん買う)、新たな価値観が生まれ、それにより写真がすごく公平で身近なものになったという印象を持っています。昔は、やれ解像度がどうの、という点からフィルムが良いのか、デジタルが良いのかが考えられていたと思いますが、僕は「アウトプットが何か」が一番重要な気がしています。

        僕は取材時、フルサイズ機とフィルムカメラを持って行くようにしています。雑誌やウェブで使う分には、時間とコスト的にもデジタルなのですが、それを写真ペーパーにプリントするとなると、どうあがいても質感、立体感、空気感、全ての面でフィルムが圧倒してきます。レンズはデジもフィルムも共用ですから、素直にフィルムとプリントのパワーです。僕がレタッチなどがヘタだからかもしれません。L判の小さなサイズでもその差はすぐに分かります。そもそも、レタッチなどが重要というのであれば、それはちょっと面倒だなと僕は思ってしまう性格…。フィルムを使って撮る→現像に出す→ワクワクして上がりを待つ→プリントってやっぱいい→ほら、いい写真でしょ? という流れの方がずっとシンプル。「キレイな写真」の定義は人それぞれですから、隅々まで緻密に解像した写真をキレイと思う方もいれば、粒子があり階調が滑らかな写真をキレイという方もいます。僕らは後者。そんな価値観であれば、素直にフィルムで撮れば済みますよね。

        というわけで、僕はプリントすることが最終目的地の場合は、絶対にフィルムを使おうと思っています。あ、でも、印刷がものすごく美しい雑誌などであれば、フィルムで撮った質感は再現されますし、写真にこだわる雑誌がいまだにフィルムで撮るという選択をするのは素晴らしいことだと思っています。実際に、フィルムで撮るということが、一種のフィルター的な捉えられ方をしてきているという言葉を聞き、なるほどなあと思ったりしました。

        そして、人が写っている写真は、後日焼き増しをしてお渡しするようにしています。僕も多くの写真好きの方から、「前に撮ったときの写真です!」と、再会する時にいただくことが多く、その時は、いつも「ああ、今日の再会に合わせて用意してくださったんだなあ」と感激します。

        現在、「中判カメラの教科書」の編集に入っていますが、中判カメラを気軽に使えることができる時代は素晴らしいと思っている一方、気軽すぎて中判カメラは高画質のフィルムカメラ、という点が少し薄まっている気がしていて、その高画質を最大限に味わうため、プリントをするというところまでがワンセットで、そこに楽しさがある!ということも重視した内容にしたいなと考えています。

        以下、愚痴(笑)。いや、核心かも。いつも言っていますが、プロフォトグラファーさんが仕事でフィルムを使える場が限られてしまい、我々一般層の消費も減少し続けている今、フィルムやフィルムカメラは、メーカー内では全く影が薄い存在となっていますよね…。でも、商品は今なお存在しているわけですし、無くなって欲しくないと思っている人もいるし、メーカーの中にもフィルムを愛している人はたくさんいるわけですから、大きなものに飲み込まれて、フィルムを「過去の物」と言って欲しくないのです。フィルム好きが声を上げないと何も起こりようがなくなった今だからこそ、写真好きの皆様は、うざいなあと思われても、色んなところで「フィルムいいっすよ」と言い続けましょう! さっそうとフィルムカメラを使い、うわあ、フィルムを使うって素敵なことなんだなあと、人柱、いや人間広告になりましょう(笑)。

        ということで、本年もよろしくお願いいたします。


        いただいた写真たち。みなさん、どうもありがとう。

        けっちゃんさんにいただいた白黒写真。ワールドポーターズ屋上での男たちの楽しげな談笑。


        モノグラムのミヤモトタクヤさんにいただいたチェキ発表会での写真。


        フォトグラファーの中村美鶴さんにいただいた、飲み中の写真。写真家・平間至さん、東京カラー工芸社の小野ヨシ子さん、そして大笑い中で酷い顔の僕。


        ポパイカメラさんには、わざわざリングアルバムにしたものをいただきました。その中から、石川専務との2ショット。


        これは僕が撮った写真。今年のお正月の関西取材で合流した写真家の熊谷直子さんとon and onの佐野さん、水関さん。焼き増しをしなければ。


        2012.09.22 Saturday

        話題のアートアクアリウムで写真を撮る!

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          江戸情緒あふれれるアートな水族館
          アートアクアリウムが、
          9月24日(月)まで、
          コレド室町5F、日本橋三井ホールにて
          開催されております。


          snap!はひょんなことから
          企画をご一緒するかもしれないことになり、
          本日展示を見に行ってきました。

          この夏、
          最も話題を集めて展覧会と
          言っても過言ではないほどの
          人気を集めたアートアクアリウム。
          会期があとわずかということもあり、
          大盛況でありました。

          でですね、
          もう会期が少ないので
          なかなか予定つかない方も
          いるかと思いますが、
          写真オーケーの展示でありまして、
          非常におもしろい写真が撮れます!

          僕は駆け足で見ただけですが、
          それでもとっても楽しかったです。
          あ、写真オーケーではありますが、
          混雑しているので、
          譲り合い&マナー厳守でぜひぜひ。


          多重露光とかをしてもおもしろそう!

          ほんと、
          もっと前に行っていればよかったです…。
          カメラを持った方々が
          山盛り真剣に撮ってましたよ!










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