2017.02.09 Thursday

大ブレイク中フィルムコンパクト「CONTAX T2」

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    コンタックスT2が大人気となっております。中古店ではかなり品薄・価格高騰…。でも欲しい!という方は多いと思います。僕は5年ほど前まで所有していましたが、どんなカメラかをザッとブログに書いておこうと思います。

     

    ▲こちらがコンタックスT2。

    フラッシュ部分が茶色くなっていますが、この症状はよく見かけます。

     

    まず描写です。カールツァイス製のゾナー38mmF2.8が搭載されております。ツァイスレンズは豊かな色乗りが特徴のレンズですが、T2も肌色の深み、緑など原色の濃厚さなどが味わえます。後継機のT3になると、いわゆる「ヌケが良い」という感じですっきりさわやか。濃厚さよりも緻密さといった感じです。僕もなんとなくT2は濃厚くらいにしか感じてなかったですが、昨年T3と同一シチュエーション&同一フィルム&同一プリント設定で撮り比べしたんです。そうしたら、もう明らかな差がありました。T3の繊細さを好む人もいると思います。でも、カラーネガフィルムの暖かみが感じられるのはT2の方かもしれません。

     

    続いて操作感。これはT3の方が全体的に親切ですね。レンズにある絞りリングを「F2.8」にするとプログラムAEになります。F2.8では光を取り込みすぎて露出オーバーになる場合、絞りを自動的に変更して最適な露出にするということ。F4以下に絞りリングを設定すると絞り優先AEとなり、露出オーバーになっても設定絞り値で撮影するという仕組みです。ちょっとわかりづらいですね。AFがしっかりと合うのもT3でしょうか。濃厚な発色を活かした人物ドン!みたいな撮影ではピントはちゃんと合いますが、咄嗟に撮るようなスナップではピンボケになることもあると覚悟しましょう。まあ、ピンボケの風合いもオーケーというのが趣味のフィルムの世界ではありますが、ザッと昔撮った写真を見返すと、36枚中7〜8枚はピンボケという感じでした(ちなみに、僕は撮るの雑なので参考までに)。

     

    そしてカメラの質感。これは相当に高級感あります。他に高級コンパクトというと、リコーGR、ミノルタTC-1、ニコン28Tiなどさまざまなものがありますが、まあワンランク上という感じがします。剛性感と重量感が違う感じ。この真冬の季節ですと、ヒヤッとする金属感が素敵です。電源をオフにしたときの、レンズバリアが高速で閉じるさまも、スターウォーズでやけにスピーディーに閉まる扉みたいな感じで楽しいです。

     

    T2をお探しの方、良い個体と巡り会えるといいですね!

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    2014.07.18 Friday

    ハーフカメラ「PEN EE-3」で遊ぶ

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      通常の35mmフィルムカメラ1コマ24×36mmの半分のサイズ、24×18mmが1コマのハーフサイズカメラ。36枚撮りのフィルムで倍の72枚撮れること、カメラがとても小さくかわいらしいことなどで、一時期とても人気がありました。中でも人気が高かったのが、ハーフカメラで唯一の一眼レフ「OLYMPUS PEN-F」、シャッターを切るだけで撮ることができる「OLYMPUS PEN EE」シリーズです。72コマを撮りきるのは時間がかかったり、72コマ分のプリントが案外高価だったりと、フィルム代の面では経済的ではありますが、実際にはさほど安いからハーフ、というのは違うかなと思いますが、ハーフならではの楽しさがあるなあと思います。

      最近、PEN EE-3を久々にお借りしました。うーん、使うかなあと思っていたのですが、72枚撮れて、ピント合わせも露出も自動で撮れるというのは、デジカメでAFを使って気楽に撮る行為とは全く気分が違う感覚で、非常にモチベーションが上がることに気付きました。そして、1コマ単独でプリントしてもいいですし、2コマを1組にしてプリントするということもでき、街をブラブラしていても、「あ、これとこれを組にしよう」というような気持ちになり、撮影が進むのです。

      使っていないハーフカメラがあるという方もいると思います。そして、中古店ではPEN EE-3であれば数千円で購入できるという安さも魅力。いまいちど、ハーフカメラを楽しんでみてはいかがでしょう。

      ちなみに、EEシリーズを購入する際は、露出計がちゃんと作動しているかを確認したいです。明るいところ、暗いところ、手をレンズの前にかざして絞り羽根が閉じたり開いたりしているか、そして、手ブレする暗さになると、ファインダーに赤い警告色が表示されてシャッターロックされます。これが正常に作動しているかも見ておきたいです。PEN EEシリーズは、自動露出・ピント合わせ不要のEE、EE-2、EE-3、自動露出・ピントをゾーンフォーカスで合わせられるEES、EES-2、フラッシュも付いたEFなどがあります。

      こちらがPEN EE-3。面倒なのでパス抜きしてないです。



      カメラを普通に構えると、縦の写真になります。


      そして、こちらが2コマを1組にしたもの。写真店によっては、2コマを1枚にしたプリントを受け付けてくれます。組写真にするとおもしろいです。




      2014.03.11 Tuesday

      黄色に転んだ発色が独特のリバーサルフィルム「Rollei Digibase CR200」

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        最近、ユニークなフィルムと出会いました。ローライ製のリバーサルフィルムRollei Digibase CR200」です。そう、リバーサルフィルムです。現像処理はカラーネガと違うE6処理。現像後はスライドとなり、反転していない透過原稿として見ることができます。

        通常、リバーサルフィルムというと、とにかく忠実な発色です。また、カラーネガと比べて撮影時の露出がシビアであるため厳密な露出決定が求められますし、プリントは透過原稿そのままが基本となりますので、「撮影時に全てが決する」という潔さがあります。描写力と共に、このような気持ちの面でもリバーサルを好む、という方は多いのではないでしょうか。

        そんなリバーサルフィルムの異端児がRollei Digibase CR200。な、なんと、猛烈な黄色転びを最初から起こすのです! レトロ、ノスタルジー、詩的。そんなイメージの発色でしょうか。このような独特の発色をするフィルムというと、一時期のソラリスなどを思い出します。また、リバーサルフィルムをカラーネガの現像処理をするクロスプロセスでは激しい色転びを起こしますが、PROVIA400Xをクロスプロセスした時にも近い気がしました。でも、撮影時に全てが決するリバーサルでありながら色転びする、という感覚はとても新鮮。敢えてそうした、そうなってしまった、ではなく、選択としてのノスタルジー。個人的には、ポラロイドフィルムを使っているような、「その色が欲しいんだ!」という感覚を持ちました。

        Rollei Digibase CR200のお値段は、1本あたり800円前後。輸入フィルムを専門で取り扱っているネットショップなどで見つけられます。現像は、町の写真店さんから外注に出してもらうか、リバーサル現像を行っているプロラボに出す、という2通りがあります。プロラボといっても、プロじゃなくても全く問題なく普通に受け付けてくださいますのでご安心を! 一度現像できてしまえば、町の写真店でプリントをすることができます。後々、プリントをするのが目的であれば、取り扱いが楽な「スリーブ」仕上げ(カラーネガのように、フィルム袋に数コマごとにカットして入れてもらう処理。他に、1コマずつプラスチックのマウントに入れてもらい、スライドとして楽しむ「マウント」仕上げもあります)と、プロラボさんにはお願いするのがいいかなと思います!



        中身はこのような感じ。感光しやすいらしく、フィルムの出し入れはなるべく暗所で直射日光を避け、撮影後のフィルムもケースに入れて下さいと書いてありました。



        某雑誌のポートレートロケで葛西臨海公園に行った際に、こそこそっと数本撮影してきましたので、作例をご紹介いたします。いかがでしょう、このノスタルジー。海で叙情的に撮ったり、レトロなものを撮ってみたりすると、ドはまりしそうな発色ではないでしょうか。その変わり、お花などを忠実な色で撮ろうとしても、絶対にかないません(笑)。現像はプロラボの写真弘社さんで行い、現像後フィルムを近所の写真店にてプリント。それを紙スキャンしたデータになります。






        Camera:Canon EOS-1n
        Lens:Helios40-2 85mm F1.5 (M42)
        Film:Rollei Digibase CR200
        2013.11.15 Friday

        ワークショップ「フィルムカメラマニアックス」で撮った写真たち

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          ワークショップ「フィルムカメラマニアックス」で撮った写真をアップします。使用したカメラはコンタックスG2。オートフォーカスのレンズ交換式カメラです。フィルムはKodak EKTAR100、Kodak GOLD400です。


          日曜日は案外な雨でした。
          窓の水滴たち。


          クリスマスのために、
          遠くから梱包されてやってきました。


          ピッチャーマウンドとハイヒール。


          ボールを見つけると、いくつになってもワクワクするものですね。


          花。


          季節外れの新芽。


          中津のガード下。多重露光です。


          こちらも多重露光。


          換気中?


          土曜日は好天でした。
          両日とも、昼食を食べ過ぎました。



          本当は、参加者のみなさんをたくさん撮っています。ああ、掲載したい! もっとしっかりと許可を取っておけばよかった…。
          2013.10.21 Monday

          10月12日、写真家・菅武志さんとのワークショップで撮影した写真

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            10月12日、豊島園にて、「フィルムカメラの撮り方BOOK」の表紙&ギャラリーに写真をご提供してくださった、写真家・菅武志さん主催のワークショップが開催され、僕もゲストとして参加して来ました。

            ワークショップは菅さんの作品撮りをお伝えする座学、メリーゴーランドを使った多重露光撮影などがメインの内容。参加者の皆様はA組とB組に分かれて、順番に菅さんの撮影実習を受け、僕は実習を受けていない方々とフリーの撮影をするという役割でした。

            その時に撮影をした写真が上がってきましたので、アップしてみます。遊園地で撮影することはあまりないので、正直自信はないです(笑)。しかし、逃げませんです!(笑)。
            カメラはLEICAの一眼レフR-E、レンズはズミクロン50mm。フィルムはKodak ProFoto XL100です。


            絵になるアトラクションと言えば、ブランコがぐるんぐるん回る「スウィンガー」。
            夕暮れ時の寂しさを出したくて、ピントをずらして撮りました。


            参加されていた茜ちゃんを撮影。窓際で撮影し、一見写り込みのように見せつつ、写っているもうひとりの茜ちゃんは目を閉じているという、多重露光の写真です。


            これも多重露光。水面を下地にした多重露光は、柄のようになるのでよく使います。


            アトラクションの電飾。丸くてかわいいなあと。手前の電球をほわっとさせたくて、ピントを後ろ目にして絞り開放で撮影しました。


            現像はポパイカメラさん。受け取るときはやはりドキドキで、スタッフの皆さんに見せて下さい!と言われましたが、「自分が見て平気そうなら!」と逃げ回りました(笑)。少し情けないですが、僕はそんな瞬間が大好き。受け取る時の緊張感、お気に入りが見つかったときのうれしさはフィルムの醍醐味ですから。

            参加者の皆様の写真も早く見たいです。きっと、同じ豊島園なのに、まったく違う視点で撮られているんでしょうね!

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