2013.09.28 Saturday
10月12日、フィルムカメラに特化したワークショップ開催決定!
「フィルムカメラの使い方BOOK」(玄光社)が10月17日に発売となりますが、この発売に先駆けて、10月12日(土)に、フィルムカメラに特化したワークショップを開催することになりました!
主催は、「フィルムカメラの使い方BOOK」の表紙撮影、ギャラリー&インタビューに登場してくださっている写真家・菅武志さん。菅さんは、2008年よりイギリスに3年間在住。日本でも有名な老舗の音楽誌「NME」の日本人唯一のフォトグラファーとして活躍していました。ミュージシャンのアーティスト写真やアルバムアートワークを手掛けつつ、コンタックスアリア、ダイアナミニなどで撮影したドリーミーな作品を制作。欧州各国で個展を開催しています。そして、日本のファッションブランドear papillonnerとコラボレーションし、菅さんの写真を使ったファッションアイテムなども発売されています。
このワークショップは、とにかくフィルム写真の魅力を知っていただくことが主要テーマ。フィルムカメラを使ってみたい、久しぶりに使いたい、というような方大歓迎です。また、菅さんの作品は、「多重露光」を駆使した作品が多数。今回のワークショップでは、多重露光撮影の奥義なども解説してくださるそうなので、ユニークな写真にチャレンジした方のご応募もお待ちしております!
↓菅武志さん撮影の多重露光写真。とってもドリーミー。
その他の作品シリーズは、
をご覧下さい!
そして、菅さんが十八番のダイアナミニを使った、多重ドリーミーポートレートで参加者様を撮影するというプレゼント企画付き。フェイスブックやツイッターのアイコンなどにしちゃうのもいいですね!
そんな中、スペシャルゲストという形(仰々しくてすみません!)で参加するsnap!鈴木は何をするかと言いますと、「フィルムカメラの使い方BOOK」をはじめ、過去のフィルム写真関連本を通して経験したことをお伝えしたり、質問に答えさせていただいたり、暴露話をしたり、写真と関係ない雑談などできればと(笑)。とにかく気軽にお話しください! 自分で言うか、という感じですが、カメラの悩み、写真との向き合い方、プリントの楽しみなどについては、流暢になるかと。
ちなみに菅武志さんは、このようなお方。
写真はもちろん、UKロックなどの知識すごいです!
以下、ワークショップの概要です。
○日時 10月12日 (土)
○場所 東京としまえん
こんな方を対象にしています
*フィルムカメラが気になっていたけど、挑戦する機会がなかった
*昔使っていたフィルムカメラを久しぶりに使ってみたい
*もっとフィルムカメラを楽しみたい、面白い写真が撮りたい方など
用意して頂くもの
フィルムカメラ
*フィルムカメラのレンタルあり(数に限りがあります)
*フィルム1本こちらでご用意しています
○定員 15名 (先着順)
○参加費用 ¥5,000
○プログラム(当日)
12:30 集合
<セッション1>
12:45-13:00 フィルムカメラの魅力(鈴木+菅)
13:00-13:45 フィルム何でも相談室(鈴木)作品紹介(菅)
<セッション2>
14:00-16:00 撮影タイム -ノスタルジックなメリーゴーランドの写真や多重露光にチャレンジ-
16:15-16:30 記念撮影 -Diana Miniで撮影(菅)-
16:30 解散
○アフターフォロー (後日)
ワークショップ後に作品を見せて頂き、個別フィードバックをemailで行います(菅)
○参加者特典
1 各自3〜5枚ずつ選んでもらいスライドショーを制作(データでのお渡し)
申し込み方法
sugarcrisp@me.comにお名前・連絡先を本文に明記の上、メールをお送り下さい。件名は「ワークショップ予約希望」でお願いします。折り返しこちらから予約確定メールをお送りします。
なお当日のワークショップを円滑に進めるために、以下の質問に対する答えを本文に添付してください。
1当日持ってくる予定のカメラを教えて下さい
(レンタルを希望される方は「レンタル希望」とお書き下さい)
2普段どのくらいの頻度で写真を撮りますか?
3ご自分の撮った写真を掲載しているサイト/ブログ/インスタグラム等あれば教えて下さい。
4このワークショップで学びたいことは何ですか?
5写真を撮るのが好きな理由
6その他リクエスト等
菅武志さんのフェイスブックページにも詳細はアップされております。
フェイスブックをやっていらっしゃる方はチェックしてみてください!
何卒よろしくお願いいたします!
2013.09.27 Friday
現行フィルムカメラが少ない時代だからこそ必要な、修理店さんとの上手なお付き合い
フィルムカメラ、フィルム写真関連の本や記事を作っていると、フィルムの将来、についての話しがよく出てきます。もちろん、それは問題だなあと思ってますが、もうひとつ、現行のフィルムカメラがなくなっていくことも困ったことだったりします。キヤノンEOS-1Vなどのプロ機を除くと、ナチュラクラシカが生産中止となったいま、フジフイルムのクラッセくらいでしょうか。
ベストセラー機であれば、2015年くらいまではメーカー修理がきくという機種もありますし、修理店で豊富に部品を保有している機種もあると思いますが、いまフィルム写真を楽しもうとすると、メーカー修理のきかない中古カメラの購入がメインとなるのは仕方のないことです。そして、好みに合う中古カメラを探す・使うということも、フィルム写真の大きな魅力のひとつとなっていますから、仮に現行機種がなくなったとしてフィルム写真は廃れるものではないと思っています。でも、ただカメラがそれらしく動けばいい、というのではなく、意図した通りに使いたいというのであれば、やはりカメラの動作の精度には気を遣うべきかなと思うのです。
とか言っておきながら、僕は天の邪鬼なため、マイナーな機種に魅力を感じてしまうタイプ。故障は付きもの、調子が悪くなったら買い換え、というのを前提として購入することも多く…。とはいえ、撮影の途中にカメラの調子が悪くなってしまったりすると、やはり困ってしまうわけです。中古カメラは見た目がキレイでも故障することはありますし、酷く傷んだ外観でも機関は絶好調というような機種もあります。基本的に中古価格は外観の要素が強いとも言われていますし。車だって、どんな電化製品だって、不調は付きもの。状態の良い中古商品、保証の充実した中古商品を探すのも大切ですが、カメラだって消耗する、メンテナンスや修理をして手を入れる、ということを忘れないことも、これからはさらに必要になってくるんじゃなかなって思います。
僕は最近ですと、お仕事でよくご一緒するmukカメラサービス横浜関内さんに、シャッターダイヤル部がバラバラになったペンタコンシックスの修理、MINOLTA X-700のモルト交換、フィルムカウンター不良、ファインダー清掃をお願いしました。mukさんは、ご自身もよく展示活動などをされており、目線がとても撮影者に近いのです。ですから、買い換え時だと判断すれば素直に教えてくれますし、我慢すべき不具合箇所などもアドバイスしてくださいます。
お気に入りの写真店・中古店があるように、ぜひざっくばらんに話しができる修理店さんを見つけてみてください。X-700を修理していただいた後、新しいカメラを買うのも楽しいけれど、メンテナンスによって生まれ変わったカメラを手にするのは、これもまたとても心が弾むことだなって思いました。
↓ぴっかぴかになったMINOLTA X-700。@mukカメラサービス横浜関内
2013.09.24 Tuesday
京都にオープンした写真店「Photolabo hibi」
今年の夏、京都に新しい写真店「Photolabo hibi」がオープンしました! オーナー&プリンターをつとめるのは松井さん。松井さんとは、僕が過去作っていたフィルムカメラ雑誌「snap!」の関西イベントでお会いしたことがあり、その頃からとても大きな志を持ってフィルム写真に取り組まれていました。
その後、ラボ勤務をされているということは耳にし、ああ、何か目標に向かって走り始めたんだな、すごいな、と思っていたわけですが、それから数年、「写真店をオープンします!」という報告を受け、チャレンジを具現化する行動力に驚き、心から尊敬しました。フィルム写真に関するさざまざな世界を見て、松井さんは「写真店を開く」という道を選ばれたのだと思います。
フィルム写真は、撮ったら終わりではなく、プリンターとともに写真の良さを最大限に引き出すという作業も大きな魅力。それはプリンターの方にとっても同じで、きっととてもつもなくやりがいのあることだと思います。関西地区にお住まいの方は、ぜひ一度、「Photolabo hibi」を訪れてみてくださいね!
「Photolabo hibi」
〒606-8353
京都市左京区仁王門通新高倉東入正往寺町462-2
インペリアル岡崎108
TEL:075-751-0825
Twitter:@photolabo_hibi
オープンにあたり、松井さんにメッセージをいただきました。
「お店のコンセプトは、『日々、写真を楽しむための場所』です。店名の『hibi』は、ここからつけました。通常の135フィルム(35mmフィルム)、デジタルのDPEに加えて、京都エリアにはなかなかない120フィルムの現像・プリント・データ化サービスも受け付けています。また、仕上がりの色味の相談などもしていただけます。関東方面の写真店が気になるけれど、なかなか足を運べない、というのはわたし自身が経験してとても切なかったこと。店頭で気軽にいろいろな話しができる写真店の存在はとても大切なものだと思い、そんなお店を目指した立ち上げました。まだまだスタートしたばかりですが、写真が楽しめる写真店を作り上げていきたいと思いますので、よろしくお願いします!」
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