2014.11.07 Friday
絶賛発売中「もっと知りたい FUJIFILM X-T1撮影スタイルBOOK」、コンテンツ
11月5日に発売されました、「もっと知りたい FUJIFILM X-T1撮影スタイルBOOK」(技術評論社)。コンテンツは以下になります。
amazon
技術評論社サイト(誌面PDFもご覧いただけます)
誌面はこのような感じ。作り手としても、おお!と発見の多かった「フィルムシミュレーション・パーフェクトMANUAL」より、もうとにかく早くファームアップにてマイX-T1に入れたい、新フィルムシミュレーション「クラシッククローム」のページです。
「もっと知りたい FUJIFILM X-T1撮影スタイルBOOK」コンテンツ
Part.1 X-T1のスペックと基本
Chap01 X-T1の特長と魅力
Chap02 X-T1の各部名称
Chap03 グリップを付け機動力を強化する
Chap04 撮影中のLCD/EVFの画面表示
Chap05 撮影前の準備と,設定しておきたい項目
Chap06 ファームウェアのバージョンアップ
Chap07 撮影画像の再生・消去
Chap08 動画の撮影,動画の再生
Part.2 フィルムシミュレーション・パーフェクトMANUAL
[INTRODUCTION]
フィルムシミュレーションで自分だけの色を見つける
カラー系フィルムシミュレーション比較
Chap01 PROVIA/スタンダード
Chap02 Velvia/ビビッド
Chap03 ASTIA/ソフト
Chap04 クラシッククローム
Chap05 PRO Neg. Hi
Chap06 PRO Neg. Soft
Column カラー/シャープネス/ハイライトトーン/シャドウトーンの微調整
Chap07 モノクロ系フィルムシミュレーションの設計思想
Chap08 モノクロ系フィルムシミュレーション比較
Chap09 モノクロフィルターとホワイトバランスシフトを組み合わせる
Column ハイコントラストで粗い「ラフモノクローム」に近づける
Part.3 X-T1の絶品画質を極める
Chap01 1/32000秒の電子シャッターで,開放撮影を満喫する
Chap02 点像復元処理による,隅々まで解像した風景写真
Chap03 ダイナミックレンジで白飛びを抑えた風景写真を撮る
Chap04 露出補正を適材適所で使い,意図した表現をする
Chap05 ISO6400でノイズの少ない美しい高感度撮影を行う
Chap06 ホワイトバランスで正しい色を出す&色を遊ぶ
Chap07 付属フラッシュでクリアな写真を昼夜問わず手に入れる
Chap08 設定値の違う3枚の画像を一度に撮るブラケティング撮影
Chap09 アドバンストフィルターでエフェクトのかかった写真を撮る
Part.4 特殊な撮影にチャレンジ
Chap01 NDフィルターを使い日中に長時間露光を楽しむ
Chap02 連写モード,コンティニュアスAFで動くものを撮る
Chap03 マクロモードでピント調整機能を近距離レンジに変える
Chap04 顔キレイナビで人物にピントの合った写真を撮る
Chap05 像を重ねて幻想的な世界を作る多重露出撮影
Chap06 「ぐるっとパノラマ」で広大な風景をパノラマで撮る
Chap07 スマートフォンからのリモート操作で無人撮影を行う
Chap08 インターバルタイマー撮影で撮影間隔と撮影枚数を決める
Part.5 X-T1の操作・設定のコツ
Chap01 フォーカスエリアを変えてジャスピンの写真を撮る
Chap02 被写体によって各種AEモード,マニュアルを使い分ける
Chap03 シーンの状況と用途でマニュアルフォーカスと目測も使う
Chap04 フレーミングガイドと電子水準器で構図を決める
Chap05 測光方式を使い分けて好みの露出を手に入れる
Chap06 AEロック,AFロックでピントと露出を固定する
[ギャラリー]スポット測光+AE/AFロックを使い,光のある風景を撮る
Chap07 Wi-Fiでスマートフォンに撮影画像を送りSNSにアップ
Chap08 ボタン類を駆使してX-T1の操作を快適にする
Part.6 Xマウントレンズ・オールラインアップ
Chap01 最高の評価を得ている交換レンズ群を楽しむ
Chap02 目的にマッチした交換レンズを入手する
[F値の明るい単焦点レンズ]
XF23mmF1.4 R/XF35mmF1.4 R/XF56mmF1.2 R/Carl Zeiss Touit 1.8/32/HandeVision IBELUX 40mmF0.85
[コンパクトなスナップ用レンズ]
XF14mmF2.8 R/122 XF18mmF2 R/124 XF27mmF2.8/
[得意分野に特化したレンズ]
SAMYANG 8mm/F2.8 UMC Fish-eye/Carl Zeiss Touit 2.8/12/XF60mmF2.4 R Macro/Carl Zeiss Touit 2.8/50
[万能ズームレンズ]
XF10-24mmF4 R OIS/XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS/XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS/XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR
Column 廉価版「XCレンズ」はハイコストパフォーマンスのお得レンズ
Part.7 マウントアダプターでオールドレンズを楽しむ
Chap01 マウントアダプター+オールドレンズに向くX-T1
Chap02 マウントアダプター+オールドレンズ時のMF操作
[X-T1×オールドレンズ]
Summar 5cm F2/Industar 26M 5cm f2.8Industar 50-2 50mm F3.5/ SUMMARON-M 35mm F2.8/HEXANON AR 28mm F3.5/HEXANON AR 40mm F1.8/FD 50mm F1.4 S.S.C./Ai NIKKOR 45mm F2.8P/G.ZUIKO AUTO-S 50mm F1.4/Super-Multi-Coated TAKUMAR 50mm F1.4
Part.8 カメラ内RAW現像で写真を仕上げる
カメラ内RAW現像で,好みの写真を作っていく
2014.11.03 Monday
11月5日発売、「もっと知りたい FUJIFILM X-T1撮影スタイルBOOK」
11月5日、技術評論社から「もっと知りたい FUJIFILM X-T1撮影スタイルBOOK」が発売されます。これは、特定の機種を、フォトグラファーの視点から解説していくという「Books for Art and Photography」というシリーズとして発刊されます。snap!鈴木はエディター&フォトグラファーという業態で仕事をしているので、これまでのシリーズ既刊は「フォトグラファーが教える××××撮影スタイルBOOK」というタイトルから少し変わっています。
僕はフィルムの本を作ることが多いことから、フジフイルムさんとの繋がりは深く、チェキの同梱物を制作したり、X-T1をはじめさまざまなXシリーズのオフィシャル製品カタログを制作してきました。専業フォトグラファーではありませんが、開発者サイドとお会いすることも多く、また僕自身も仕事カメラ・スナップカメラをX-T1にして愛用し続け、そこで得た知識や感じたことを落とし込んだつもりです。X-T1をお使いの方はもちろん、グラファイトシルバーモデルも発売を控えていますから、これからX-T1ご購入を検討されている方にお手にとっていただきたいです。
amazonは以下となります。
そして表紙はこのような感じ。写っているのはsnap!鈴木です(笑)。
内容は以下の通りです。
PART1 「X-T1のスペックと基本」
PART2 「フィルムシミュレーション・パーフェクトMANUAL」
PART3 「X-T1の絶品画質を極める」
PART4 「特殊な撮影にチャレンジ」
PART5 「X-T1の操作・設定のコツ」
PART6 「Xマウントレンズ・オールラインアップ」
PART7 「マウントアダプターでオールドレンズを楽しむ」
やはり、PART2「フィルムシミュレーション・パーフェクトMANUAL」は相当に力を入れたところです。X-T1の魅力はまず色再現。この章は、画質設計者へのヒアリングを基に、どんな設計思想なのか、どんな被写体で効果を発揮するか、などを解説しています。色は印象論に偏りがちですよね。例えば、「ASTIA/ソフト」は、リバーサル時代はソフトな描写のフィルムとして人気がありましたが、X-T1においては、「Velvia/鮮やか」よりは「ソフト」という意味で、スタンダードよりは鮮やかなのです。フィルム名称を使っているものの、ここはフィルム時代の性格と異なる点。こんな解説を、最新フィルムシミュレーション「クラシッククローム」を含めて行っています。僕自身、取材時に目からウロコ状態でした。
PART3「X-T1の絶品画質を極める」では、グラファイトシルバーから搭載される1/32000秒の高速電子シャッターを取り上げています。またPART6「Xマウントレンズ・オールラインアップ」では、フジ純正レンズはもちろん、カールツァイス、サムヤン、IBELUXなど他社製Xマウントレンズも掲載しています。
書籍の前書きにも書いたのですが、X-T1は本当に素晴らしいカメラです。ダイヤルの配置・ボタン類の使いやすさ、さくさく軽快なスポット測光の使いやすさ(これは個人的に、ですが)、素晴らしい質感とデザイン。ああ、撮影の道具として本気で考えた結果の機種だなあと思うと同時に、脈々と受け継がれている「カメラらしさ」も併せ持っています。レンズ性能は伝統あるフジノンですから最上級。画質設計も、シビアなリバーサルフィルムで培った技術を投入しているわけですから、良いに決まっています。ほんと、X-T1がもっと注目されないのはもどかしい。そんな気持ちから作った本です。よろしくお願いいたします!
| 1/1 pages |
- PR
- snap!=Fumihiko Suzuki's flickr
-
www.flickr.com Go to F.Suzuki's photostream
- @snap_magazine からのツイート
- Selected Entries
- Categories
- Archives
-
- December 2019 (1)
- May 2019 (1)
- April 2019 (5)
- March 2019 (3)
- December 2018 (1)
- August 2017 (1)
- February 2017 (2)
- December 2016 (2)
- October 2016 (1)
- September 2016 (1)
- August 2016 (2)
- July 2016 (3)
- June 2016 (1)
- April 2016 (1)
- March 2016 (2)
- February 2016 (7)
- January 2016 (3)
- October 2015 (1)
- August 2015 (1)
- May 2015 (2)
- April 2015 (1)
- March 2015 (3)
- February 2015 (6)
- December 2014 (1)
- November 2014 (2)
- October 2014 (1)
- September 2014 (1)
- July 2014 (4)
- April 2014 (1)
- March 2014 (3)
- February 2014 (6)
- December 2013 (1)
- November 2013 (5)
- October 2013 (4)
- September 2013 (3)
- August 2013 (1)
- April 2013 (1)
- March 2013 (5)
- February 2013 (6)
- January 2013 (2)
- December 2012 (6)
- November 2012 (4)
- October 2012 (6)
- September 2012 (8)
- Recommend
-
フィルムカメラ・ライフ (玄光社MOOK) (JUGEMレビュー »)
snap!企画・編集・執筆の本。
レッツ・スタート・フィルム生活! 唯一のフィルム写真専門誌。創刊号は簡単にはじめられるフィルム一眼レフ大集合!
- Recommend
-
レンズの時間 (玄光社MOOK) (JUGEMレビュー »)
snap!企画・編集・執筆の本。
古今東西、安価から高価なものまで「レンズ」に注目した新雑誌。フィルムコンパクトの使い方など、フィルム初心者向け企画も充実!
- Recommend
-
フィルムカメラの撮り方BOOK (玄光社MOOK) (JUGEMレビュー »)
snap!企画・編集・執筆の本。
スマホやコンデジしか使ったことがなくてもフィルムがはじめられる! 豊富な色見本からプリントの楽しさがわかる!
- Links
- Profile
- Search this site.
- Mobile