フィルムカメラとアイドルと。(6)青山ひかるさん
ぶんか社の月刊男性誌「Exiting Max!」内のsnap!鈴木の連載「フィルムカメラを趣味にする」のアザーカットをまとめた、グラビアアイドルとの散策をフィルムカメラで撮るシリーズです。
Model: 青山ひかる(エンターマックスプロモーション)
Camera: MINOLTA α9(モノクロ)/Leica M3(カラー)
Lens: MINOLTA AF50mmF1.4(モノクロ)/Sonnetar 50mmF1.1(カラー)
Film: ILFORD XP2 Super/Kodak ULTRAMAX400
青山ひかるさん
TW @hikaru06kon
blog http://ameblo.jp/hikaru06kon/
大ブレイク中フィルムコンパクト「CONTAX T2」
コンタックスT2が大人気となっております。中古店ではかなり品薄・価格高騰…。でも欲しい!という方は多いと思います。僕は5年ほど前まで所有していましたが、どんなカメラかをザッとブログに書いておこうと思います。
▲こちらがコンタックスT2。
フラッシュ部分が茶色くなっていますが、この症状はよく見かけます。
まず描写です。カールツァイス製のゾナー38mmF2.8が搭載されております。ツァイスレンズは豊かな色乗りが特徴のレンズですが、T2も肌色の深み、緑など原色の濃厚さなどが味わえます。後継機のT3になると、いわゆる「ヌケが良い」という感じですっきりさわやか。濃厚さよりも緻密さといった感じです。僕もなんとなくT2は濃厚くらいにしか感じてなかったですが、昨年T3と同一シチュエーション&同一フィルム&同一プリント設定で撮り比べしたんです。そうしたら、もう明らかな差がありました。T3の繊細さを好む人もいると思います。でも、カラーネガフィルムの暖かみが感じられるのはT2の方かもしれません。
続いて操作感。これはT3の方が全体的に親切ですね。レンズにある絞りリングを「F2.8」にするとプログラムAEになります。F2.8では光を取り込みすぎて露出オーバーになる場合、絞りを自動的に変更して最適な露出にするということ。F4以下に絞りリングを設定すると絞り優先AEとなり、露出オーバーになっても設定絞り値で撮影するという仕組みです。ちょっとわかりづらいですね。AFがしっかりと合うのもT3でしょうか。濃厚な発色を活かした人物ドン!みたいな撮影ではピントはちゃんと合いますが、咄嗟に撮るようなスナップではピンボケになることもあると覚悟しましょう。まあ、ピンボケの風合いもオーケーというのが趣味のフィルムの世界ではありますが、ザッと昔撮った写真を見返すと、36枚中7〜8枚はピンボケという感じでした(ちなみに、僕は撮るの雑なので参考までに)。
そしてカメラの質感。これは相当に高級感あります。他に高級コンパクトというと、リコーGR、ミノルタTC-1、ニコン28Tiなどさまざまなものがありますが、まあワンランク上という感じがします。剛性感と重量感が違う感じ。この真冬の季節ですと、ヒヤッとする金属感が素敵です。電源をオフにしたときの、レンズバリアが高速で閉じるさまも、スターウォーズでやけにスピーディーに閉まる扉みたいな感じで楽しいです。
T2をお探しの方、良い個体と巡り会えるといいですね!
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